スティフ・アッパー・リップ

直訳すると「堅い上唇」

少し前、新聞に載っていました。

つらい時も感情を出さず、弱音を吐かないという文脈で使う言葉。
英王子二人が「上唇を自由にして苦しみを素直に語ろう」
と呼びかけているそうです。

お母様のダイアナ元妃との死別の苦しみを語り、
「スティフ・アッパー・リップの大切さもわかるが、
そのせいで病むのは生き過ぎです」と。


以前、親の相談場所のお手伝いをしていたことがあります。
こられる方の殆どは母親でしたが、時々父親の参加もありました。

お父さんは、泣き言を言わない方が殆どでした。
お一人で子育てをされてる方もおられました。
お子さんが心配で、胸の中には色々溜まっていたはず。


記事の最後は、

胸の奥にしまい込まない。
唇をかみしめすぎない。
弱音を誰かに打ち明けてみよう。

と、結んでありました。


弱音を吐くのが苦手だったら、いきなり吐かなくてもいいけれど、
そのうち、安心してちょっと弱音も吐けそうな、
茶話会はそんな場所になれたら嬉しいです。

前述のお父さんたちは、弱音を吐かなくとも、
現状を話し、他の人の話も聴いたことで、
少し楽になって帰られたように見えました。

唇を噛みしめていると笑顔にはなれない。

話すことって大事です。


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